外壁塗装業者の選び方 ~悪質業者を見抜く~

耐久性のある汚れにくい塗料の選び方

外壁塗装を検討し始めると、意外と外壁塗装の業者が多いことに気がつきます。

しかし「どれでもいいや」と適当に選んでしまっては後から不具合が発生してしまうかもしれません。

こちらの記事では外壁塗装の業者の選び方を徹底的に紹介します。

外壁塗装業者の判断基準

外壁塗装業者の判断基準

外壁塗装業者は数も多く、また見積もりを出してもらわないと具体的な価格はわかりません。

こちらの項目では外壁塗装業者の選び方と気をつけるポイントを紹介します。

《安すぎたり高すぎたりする業者は危険》

業者によっては外壁塗装の施工にかかる費用が異様に安いものや、驚くほど高いものもあります。

外壁塗装は私たちに見えないところで手を抜きやすい分野と言われています。

そのため、あまりに安すぎる業者を利用すると手抜き工事をされてしまう危険性があります。

しかし、高ければ良いのかというとそうでもないのが外壁塗装。

価格が高ければ品質が高いというわけでもなく、悪質な業者は手抜きを行います。依頼する業者はしっかりと選び、信用できる業者に頼む必要があります。

《やたらと割引してくれる業者は怪しい》

見積もりや問い合わせを行うと「本来はこの価格ですが、今お申し込みいただくとこんなに割引できます」などと、頼んでもいないのに大幅に割引を行なってくる業者は怪しいです。

外壁塗装の費用には定められた価格がなく、それぞれの業者が自由に価格を決めることができます。「最初に高い金額を提示しておいて大幅に値下げする」のは悪徳業者の特徴です。

《工事期間が短すぎる業者にも注意》

外壁塗装には、最低限のクオリティを保つために必ず行わなければならない工程があります。

しかし、他の業者と比べて工事期間が短すぎる業者は注意。

いくつか必要な工程を抜かし、作業時間を早めている可能性もあります。

そのため外壁塗装を依頼する際はある程度の期間余裕を見ておくことが重要です。

業者選びの裏ワザを紹介

外壁塗装業者の選び方の裏技

この記事を見ていただいている皆さんだけに、外壁塗装業者を選ぶ時の裏ワザをこっそり紹介します

《まずは担当者の人間性を見極める》

外壁塗装を業者へ依頼する際、業者の社員のうち誰かが担当をすることになるでしょう。

担当者が信頼できる人であればその業者はいい業者、逆になにか怪しげな場合はその業者はよくない業者です。

まず確認するのは担当者の身なりです。清潔な身なりをしているか、派手すぎるホストのようなスーツを着ていないか、など身なりから得られる情報は意外と多いです。

そして担当者の話し方もチェックしましょう。

しっかりした施工を行なっていて、後ろめたさのない業者はどんな質問にもハッキリ答えてくれ、曖昧なままで煙に巻こうとはしないでしょう。

まるで押し売りのように一方的に営業トークばかりしてくる担当者は信頼できませんよね。「人間としてこの人を信頼できるのかどうか」という基準で担当者を判断しましょう。

《自社の職人を抱えているかどうか》

外壁塗装業者によっては自社で職人を抱えておらず、下請けの職人へ発注する場合もあります。

下請け業者が必ずしも手を抜いた施工をするとは限りませんが、下請けの場合は十分な予算が支払われないこともあります。

必要な予算が確保できなければいくつか施工の手順を飛ばしてしまうかもしれませんので危険。

そのリスクを回避するために、外壁塗装業者は自社の職人を抱えているところを選ぶのが無難です。

《実際に施工した建物を見せてもらう》

ここまで徹底的に業者を見極める人はあまりいませんが、実際に施工した建物を見せてもらうことは非常に大事。

施工事例を写真で見ても実際はかなりイメージと違っていることもありますので、直接足を運んで自分の目で見てみましょう。

また可能であれば、その施工を行なった家主さんが塗装に満足しているか、尋ねられるとなお良いです。

外壁塗装の訪問販売はキケン

外壁塗装の訪問販売は危険

悪質な外壁塗装業者のほとんどは訪問販売に力を入れて営業を行います。他の業者と比較してゆっくり考えれば選ぶはずのない価格設定でも、訪問販売での強引な営業トークで契約にこぎつけようとします。

《悪質な訪問販売員の特徴》

それでは、悪質な訪問販売員を見分けるためのポイントをお伝えします。

  • 急いで契約させようとする

「今契約すれば費用がこんなに安くなります」というような営業トークで急いで契約させようとする販売員は信用してはいけません。

しっかりした業者は外壁塗装にかかる費用が安いものではないことを理解しているため、顧客の立場に立って契約を急がそうとしないものです。

  • 「すぐ工事しないと危険な状態」の売り文句

悪質な業者は「今すぐ工事しないと大変なことになる」というセリフが常套句です。必要以上に不安を煽り、契約を急かしてきます。

  • 耐用年数が異常に長い

業者によっては「自社特製の塗料のため、耐用年数がとても長いことが特徴です」などと言ってくる場合があります。

外壁塗装の塗料は、一番長持ちするものでも耐用年数は20年程度です。これは塗料の研究を長年行なっている一流メーカーが最大限に塗料の良さを引き出した結果。それを超えるような耐用年数を提示してくる業者は怪しいので選んではいけません。

《複数の業者で見積もりを行おう》

外壁塗装は即決してはいけません。

1社に対して見積もりを行っただけではその価格が適正なものなのか、相場に近いものなのか判断することができません。複数の業者で見積もりを行って検討するようにしましょう。

アフターフォローが充実している業者を選ぼう

外壁塗装のアフターフォロー

外壁塗装の寿命は平均して10年程度となっていますが、あらゆる理由でそれ以前に外壁に異常が出てしまったりします。

業者によっては施工後も定期的に点検を行ってくれるところがありますので、定期点検もサービスに含まれていると安心です。

《定期点検は外壁の寿命を延ばす》

定期点検を行えば外壁の状態をいつも把握できるため、結果的に外壁の寿命を延ばすことに繋がります。点検をして小さなヒビ割れが見つかっても、早い段階であればちょっとした工事で済むこともあります。

[定期点検時に業者がチェックすること]

・塗膜の状態

・外壁の色褪せやヒビ割れ

・シーリングのヒビ割れ

・シーリング目地の塗膜のヒビ割れ

・屋根の塗膜の剥がれや色褪せ

・雨どいが詰まっていないか

《施工時に「何年持つのか」確認しておこう》

例えば「10年持つ」と言われて5年で外壁が剥がれ落ちてしまった場合は明らかに業者に落ち度があります。

外壁の不具合が経年による自然なものなのか業者の落ち度なのか判断するために、施工時には「この施工で何年持つのか」を確認しておきましょう。

《アフターフォローが名ばかりの業者もある》

もちろんアフターフォローがついていればなんでもいいという訳ではありません。

業者によってはアフターフォローとは名ばかり、不備があっても対応してくれないところもあります。

外壁塗装というのは木部や鉄部に劣化が生じやすいため、その部分の保証がしっかりしているかどうかを確認するのが重要です。

《保証期間の目安は長くても15年ほど》

外壁塗装の寿命は10年ほどですから、それ以上の保証期間を提示してくる業者は怪しいです。

「30年の保証期間がついています」などと言い切る担当員がいれば、その業者は選んではいけません。

外壁塗装業者の選び方 ~まとめ~

外壁塗装業者の選び方のまとめ

いかがでしたか。

外壁塗装の選び方を紹介しました。本当に親切な業者には外壁の不具合を伝えたらすぐに駆けつけて点検してくれるところもあります。

いい業者を見つけて長持ちする外壁塗装工事を行いましょう。

外壁塗装の悪質業者を見抜くためのポイント

  • 安すぎたり高すぎたりする業者は危険
  • やたらと割引してくれる業者は怪しい
  • 工事期間が短すぎる業者にも注意
  • 担当者の人間性を見極める
  • 自社で職人を抱えているかどうか
  • 実際に施工した建物を見せてもらう
  • 訪問販売員には注意
  • 急いで契約させようとする
  • 「すぐ工事しないと危険な状態」の売り文句
  • 耐用年数が異常に長い

これらの踏まえて、素晴らしい外壁塗装業者にお願いしましょう。

 

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