外壁塗装を考える時にまず行うのがそれぞれの業者での価格の見積もりです。
こちらの記事では実際に外壁塗装の見積もりを行う上で注意しなければならないポイントを解説していきます。
全ての箇所で塗料の耐用年数が同じになっているか
外壁塗装の見積もりを行う時にまず気をつけなければいけないのは、全ての箇所で塗料の耐用年数が同じになっているかという点です。
外壁塗装と屋根塗装はもちろん、雨戸や雨どいなど他の部分に塗られている塗料の耐用年数までが全て同程度になっているかをしっかり確認しておきましょう。
それはなぜかというと、
例えば屋根の塗料に耐用年数が10年のものを使用して外壁の塗装に耐用年数が5年のものを使用したとします。
そうすると外壁の塗装の方が先に寿命を迎えてしまい、外壁部分だけが劣化してしまうのです。
外壁塗装の工事では、足場を組む費用が意外とかかってしまうのですが、それを安く抑えるために外壁と屋根の塗装は同時に行うのが理想です。
外壁と屋根どちらか片方だけが先に劣化してしまうと二度足場を組んで施工をすることになってしまうためおすすめしません。
これが全ての箇所で塗料の耐用年数が同じになっているか確認しなくてはいけない理由です。
業者によっては、見積もり費用を安くするために外壁以外の箇所を耐用年数が短めの塗料にしていることもありますので、それぞれの施工箇所での塗料のランクはしっかりと確認するようにしましょう。
塗装の工程がしっかりと3度塗りになっているか
外壁塗装の施工には色々な工程がありますが、塗装の工程では3度塗りを行うのが基本となります。
同じ塗料を3回重ねて塗ることで初めて、その塗料が本来持っている最大限の力を発揮することができるようになるのです。
見積書には「下塗り、中塗り、上塗り」という3つの項目が記載されているかしっかりと確認するようにしましょう。
「ケレン」の工程が見積もりに含まれているか
外壁塗装を行う時には古くなった塗膜を剥がしたりサビを落としたりする「ケレン」という工程が欠かせません。
ケレンは、基本的に手作業で行う工程となり手間も時間もかかりますが、これを怠ればいくら耐用年数が長い高級な塗料を使用したとしてもまたすぐに落ちてしまいます。
悪徳業者は、人件費の削減や工期を短くするためにケレンを行わないケースもありますので注意。
特にトタンの壁や屋根、雨戸などの塗装を行う場合の見積書には「下地処理」や「ケレン」などの項目が盛り込まれているか忘れずに確認しましょう。
必要な箇所が全て記載されているか
見積書に必要な箇所の外壁塗装が全て記載されているか確認するのも重要なポイントです。
外壁塗装のトラブルとして多いのが「後から見積書にない費用を追加請求された」というものです。
「見積書では最低限の箇所だけを記載しておいて契約が完了してからどんどん追加の費用を請求する」というのは悪徳業者の常套手段です。
しかし、外壁塗装を行う上でどの箇所が必要でどの箇所が不要なのか、専門知識のない人にはほとんどわかりませんよね。
そんな時に有効なのが「複数の業者で見積もりを行う」という手段です。
いくつかの業者で見積もりを行えば、「ある業者の見積書に記載されている工程が他の業者では記載されていなかった」という風にそれぞれの業者をわかりやすく比べることができます。
見積書を見てもよくわからない内容は全て担当者へ確認し、もしも曖昧な言葉で濁されたり、ごまかされたりする場合には、その業者へ依頼するのはやめた方がいいでしょう。
外壁塗装の見積もり時における注意ポイント ~まとめ~
いかがでしたか。
外壁塗装の見積もりを行う上で注意するべきポイントを解説しました。
契約前の見積書の段階が優良業者と悪徳業者を見極める最後の段階です。
しっかりとした業者選びを行い、納得のいく外壁塗装を行いましょう。
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